芸術家が創作を開始したとき、
頭の中に明確な最終イメージを持っていることはほとんどない。
(…)私にとってビジュアライゼーションの本当の作業は、
すべて、下書きと修正のなかにあった。
思うに、想像力は手を動かすほどの力を持っていないが、
もの作りに熱中しているとき、
手を動かすことで創造力が刺激された経験を持つ人は多いだろう。
スティーブン・T・キャッツ『映画監督術 SHOT BY SHOT』(津谷祐司訳・フィルムアート社)p.14
[2009年2月28日 (土)元投稿]
(「ココログ「としま腐女子のいろいろ読書ノート」より引っ越し)